ひがし美濃地域の栗生産量の割合
(平成15年度 JAひがしみの資料)


(クリックして新規ウインドウで拡大表示)


県内・市町村別収穫量
(平成16年度 東海農政局資料)


(クリックして新規ウインドウで拡大表示)


全国栗の収穫量順位
(平成15年度 農林水産省資料)


(クリックして新規ウインドウで拡大表示)


温帯に分布する世界の栗産地
 世界各地でも栗は貴重な食物として古くから大切に育てられてきました。
 世界の栗の種類は大きく、ヨーロッパ栗、アメリカ栗、中国栗、日本栗、に分けられます。生産量では韓国が最も多く、中国、日本、アメリカと続きます。
 ヨーロッパでは地中海周辺で主に栽培され、渋皮離れがよい事でマロングラッセや料理などに加工されてわが国でもよく知られています。
 アメリカ栗は少果で渋皮離れがよいのですが、あまり味が良くないため主に木材に利用されています。
 現在世界一の栗生産国を誇る韓国の栗は、そのほとんどが日本から導入された品種です。韓国の気候に完全に適応していないので味は日本より落ちます。
 天津甘栗としておなじみの中国の栗は、小粒で甘さが強く人気なのですが中国以外の土地では育ちません。
 日本の栗は野生のシバ栗を品種改良したもので、病気に強く粒が大きいのが特徴です。丹沢、筑波、銀寄などが代表品種です。